Caixa do lixo ブリタニアエンジェル 忍者ブログ
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基本的にss同士に繋がりはないかんじです。
new→■:1/4  拍手:11/3

 □about...ご一読ください

ここでのグロヘタ
 □GH*half...ハーフエルフ英
 □GH*recall...召還士英
 □GH*elf...エルフ英

ここでのにょた
 ■にょた...特殊にょたと一般にょた

 □仏英...腐れ縁前提。あんまり甘くない。

 □米英...むしろ米→英

 □パラレル...GH以外のパラレル。
 □パラレル...内容もカプも雑多。コネタ含。

 □えろ...えろっぽいというか。仏英

 □他...上記欄に収まらないもの
 □他...花言葉もここ

 □メルフォ&拍手返信(11/3)


ちびリスと雄鶏(フランス国鳥)
お礼変更12/7。P数1+7。
「吸血鬼と法大生」設定です。
イロモノな内容になってますので、
1P目の注意事項をご確認ください
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■spadeさんの絵茶での会話より。







どうして、こうなった?

目の前の男を呆然と見詰めながらイギリスはおもう。
いつもの変態ぶりで、ニヨニヨ笑っているだけのはずの男が、気づいたら、自分の服をとりあげていた。

「ふら、んす・・・?」

「ばかだなぁ、おまえ」

なんでお前が苦笑いなんだよ。
そんなつっこみは、口内で消える。
口付けをうけたからだ。

「ばかだなぁ、そんなかっこで俺に会いきちゃうなんて」

軽く歌うような口ぶりとは逆に、目は笑っていない。

「ばか、よせ・・・!」

「やだ」

ぐい、と押さえつけられて、その力の強さに体が震えた。
誰だ、これは。
喧嘩しているときとも違う、こんな表情の男、みたことがない。

「フランス・・・っ」

「やだって。煽ったお前が悪い」

さわり、と胴をなでる手が、この後の行動をにおわせて、イギリスは狼狽した。
他者と交わりを持てば天使としての力は消える――そう妖精と約束したのだ。

やめろ、ともう一度叫ぼうとして、それはフランスに飲み込まれる。

「お前にもう何百年も惚れ続けてる男に、こんな格好でくるお前がばかなんだ」

「・・・っ」

フランスのその言葉が真実かはわからない。
それでも、体から力が抜けた。
妖精との契約より、嘘か真かわからない睦言を選ぶ自分が浅ましい。

「ち・・・うっせーよ、ハゲ。なら、せいぜい、気持ちよくさせろよ」

挑発するようにいってあざ笑う。

 


たとえ、不可思議な力が消えたとしても。

この男との睦言を選ぶおろかな自分を。


あざ笑った。

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