Caixa do lixo 米英 忍者ブログ
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基本的にss同士に繋がりはないかんじです。
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 □about...ご一読ください

ここでのグロヘタ
 □GH*half...ハーフエルフ英
 □GH*recall...召還士英
 □GH*elf...エルフ英

ここでのにょた
 ■にょた...特殊にょたと一般にょた

 □仏英...腐れ縁前提。あんまり甘くない。

 □米英...むしろ米→英

 □パラレル...GH以外のパラレル。
 □パラレル...内容もカプも雑多。コネタ含。

 □えろ...えろっぽいというか。仏英

 □他...上記欄に収まらないもの
 □他...花言葉もここ

 □メルフォ&拍手返信(11/3)


ちびリスと雄鶏(フランス国鳥)
お礼変更12/7。P数1+7。
「吸血鬼と法大生」設定です。
イロモノな内容になってますので、
1P目の注意事項をご確認ください
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私は、今夜の絵茶で暴走しすぎだと思う・・・。






目の前で、イギリスの体が傾ぐのが見えたから、思わず手を差し伸べた。

ドサ

「あ・・・わ、るい」
「こけたのか、具合が悪いのかどっちだい」

抱きかかえたまま、目の前の耳に訪ねれば、「グ」と息が詰まった音がした。
こけた、とかいうきまりの悪さと、具合が悪いと素直に言うことの戸惑いは、彼にとって同列らしい。

まったく、と思いつつ、態勢を立て直しやすいよう深く抱えなおして、ふと気づいた。

「あれ・・・?」
「どうした?」

するりと、彼の体がアメリカの腕から抜け出し、その足で床を踏みしめても、アメリカの頭は混乱していた。

「アメリカ?どうした、お前こそ、具合が悪いんじゃないか?」

心配げに顔を覗き込んでくるイギリスは、昔保護者だったときそのままの顔で。
はたり、とアメリカは我を取り戻す。

「君の体があんまり貧弱すぎてびっくりしただけさ★」
「て、め・・・!」

いとも簡単に激昂するあたり、保護者の顔から素の表情に変わる。
その瞬間がアメリカは好きだった。

「ほら、君の部下がよんでるよ」
「ち、おぼえておけよ」

足早に立ち去る姿に不安はないから、さっきのはきっと躓いただけなのだろうと判断して、アメリカはひとつ息を吐き出した。
イギリスの姿が見えなくなったところで近くの壁によりかかれば、ずるりと背中が滑った。

「・・・いつのまに」

いつのまに、あんなに小さくなったんだろう。

呟いた言葉は空に消え、誰にも届かない。

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